| 清児には二つ池(通称ふたいけ)、今池、溝池の3つの大きな溜池があります。 いつごろからあるものか定かではありませんが、その水系は木島湯と呼ばれ、水源は水間観音の上手にある、近木川水間井堰から導かれています。 水間井堰の起源は水間観音と同じく僧行基による構築と言い伝えられていることから、各溜池の築造年代は別として、その水系である木島湯構築は奈良時代にさかのぼります。 近木川水間観音下手には同時期に同じく僧行基構築の永寿井堰があり、永寿池(通称ながいけ)から主に南近木地区への水系へとつながり、この二大水系が貝塚市の農業用水を支えてきました。 |
![]() 満水の二つ池。真冬(2月)というのに亀が甲羅干しをしていました。 約4kmもの水路を通って遠く清児までやってきた、和泉葛城山系近木川の恵み。 ![]() 平成14年には堤の老朽化による改修工事が実施されました。 大阪府と貝塚市及び地元清児の水利組合が費用を負担。 かつて決壊したこともある堤ですが、その心配もなくなり一安心です。 ![]() 中央には養魚へ酸素を供給する水車が見えます。 昭和30年代頃までは、清児のこどもはみんなここで泳ぎを覚えたそうです。 かつては水質も良かったそうですが、水難事故もあったとか。 危険ですので、今は池の近くではこどもは遊べません。 ![]() 二つ池から東山方面を望む。遠くに和泉葛城山がかすんで見えます。 山側は高地のため堤はなく、昔のまんまです。 ![]() 二つ池から給水される清児の田畑。中央に見える農道は大熊街道。 真冬(2月撮影)のため、休耕地が目立ちますが、田植えが終わると緑一色に。 その2へ |