Seoul(Korea)

                       〜ソウル(韓国)〜

   

           

 
 20世紀最後の海外旅行
 〜My last trip overseas in 20th century〜

  今世紀最後の海外旅行は、職場の親睦旅行でソウルへ行くことに・・・。
  しかも、まず現在の職場の親睦旅行が12月1日〜3日まで、4月までい
 た職場が12月15日〜17日までと、1か月に”ソウル×2”を体験すること
 になりました。
  初めて訪れるアジアの国。どんな楽しい旅になるのか、海外へ行く飛行機
 の搭乗を待つ間はいつもわくわくします。

 

■ 12月1日〜3日(日本旅行・基本的に観光バスでのグループ行動)
    1日目  関西国際空港→(大韓航空722便)→ソウル 着後、キムチ鍋の昼食、
          明洞、仁寺洞を観光、夕食(宮中鍋)後、ホテル・ウォーカーヒルにてカジノ
    2日目  新村→(京義線)→金村、観光バスで自由の橋、都羅統一展望台、第3トンネルへ、
          観光バスでソウル市内着、石焼ビビンバの昼食後、東大門市場でショッピング、夕食はカルビ焼肉パーティー
    3日目  みやげ物店経由で空港へ、ソウル→(大韓航空725便)→関西国際空港
■ 12月15日〜17日(JTB・基本的に自由行動)
    1日目  関西国際空港→(大韓航空724便)→ソウル 夕刻ホテル着
          ロッテ免税店でショッピング、全州屋で石焼ビビンバの夕食、ソウルタワーへ、明洞、南大門でショッピング
    2日目  新村→(京義線)→金村、路線バスで、オドウ山統一展望台へ、同じルートでソウル市内着
          西大門独立公園にある刑務所資料館・独立門観光、夕食はカルビ焼肉パーティー後、東大門でショッピング
    3日目  昌徳宮観光後、バスから青瓦台(大統領府)観光、石焼ビビンバの昼食後、ロッテ免税店・南大門でショッピ
          ング、キムチ店経由で空港へ、ソウル→(大韓航空721便)→関西国際空港

 



 東洋有数の大都市・ソウル
 〜Seoul,one of the largest city in the Orient〜

  関西国際空港からわずか1時間半。沖縄や札幌よりも身近な東洋有
 数の大都市・韓国ソウル。
  三方を山で囲まれた盆地約600平方キロメートルに1000万人を超える
 人口がひしめきあっています。
  ソウル金浦空港に近づいた飛行機の窓からは、山の斜面にびっしり
 と建ち並ぶ家々や急ピッチで建設が進む高層アパート群が目に飛び
 込んできます。(飛行機からの韓国内の写真撮影は禁止です!)
  

   空港からソウル市内までは観光バスでの移動となりましたが、目の前に続く自動車の長い列にはうんざり。
  また、市内の交通渋滞と運転の荒っぽさには、大阪出身の私でさえ何度も首をすくめました。
   
   ソウルの中心地は、ロッテ百貨店を中心に洗練されたショッピングスポット明洞地区。南大門や東大門を中
  心にそれぞれ発達した不夜城の市場。韓国伝統民芸品のお店が集まる仁寺洞などに分かれます。
   また、景徳宮、昌徳宮などの宮殿やソウルタワーも市内中心地にあって、ロケーションは最高です!
   ソウル市内の移動は、発達した地下鉄が便利。1区間600ウォン(60円)でうまく乗りこなせば便利!
   夜は、黒塗りの「模範タクシー」での移動が快適。(安いし、安全。日本語も通じます。)タクシーをうまく使え
  ば、日本円で1万2,000円位から一日観光案内もしてくれるので、4人集まれば観光社のオプショナルツアー
  に参加するよりも断然安いのだ!

 


 
 洗練されたショッピングスポット・明洞 〜myongdon〜

  ソウルの真中に位置する観光客人気ナンバーワンのショッピングス
 ポット・明洞。
  東西に走る明洞路とそれにクロスする大韓投資金融ビル前の通り
 がメインストリート。
  あまり広くないエリアにおしゃれな一流ブティックからオリジナルの安
 い洋服・雑貨や食べ物を売る屋台まで幅広くそろっていて、ウィンドウ
 ショッピング好きの日本人にはたまりません。     

   おしゃれな格好をしたソウルっ子たちであふれる通りは大阪のキタやミナミを歩いているような錯覚にすら
 陥ります。
   ちょっとお腹が減ったら、ロッテリア、マクドナルドなど日本でもおなじみのお店で一息いれましょう!


 



  明洞の南地区の「明洞衣類」と「コニクニ」の間の細い路地を数メートル入った
ところに”全州屋中央会館分店”があります。
  ここの石焼ビビンパは、無形文化財になっている全州ビビンパのなかでもトッ
 プクラスの味わいとか。
 
  牛肉スープで煮込んだご飯に30種類以上の具を載せて、味噌は5年以上の
 ものを使っていると紹介されています。
  値段は、お値打ちの7500ウォン(750円)で、日本人観光客ばかりかと思っ
 たらさにあらず、韓国人も結構来ていました。
  こじんまりした店構えとお店の人のチマチョゴリ姿がお店の風格と伝統を感じ
 させます。

  






   クリスマスの季節なので、ロッテ百貨店や新世界百貨店の前には、クリスマスツリーやイルミネーションの
 光が輝いていてとてもきれいでした。
  意外にも韓国は、キリスト教徒が多く、クリスマスは祝日になっています。
  
  明洞から南へ、パシフィックホテルの脇を通り抜けたところにケーブルカー(ロープウエイ)乗り場があって、ソ
 ウルタワーに行くことができます。
  右端の写真は、ソウルタワーから見たソウル市内の夜景。
  ソウル市内の夜景は、想像していたものよりも迫力不足でした。(軍事上の理由からでしょうか?)

 

 
 南大門〜Namdaemun〜

  ソウル駅の少し北、南大門路と太平路のクロスする大きな交差点
 の真中に威風堂々とたたずむソウルのシンボル南大門。
  正式名は崇礼門で、1398年に完成。重厚で威厳のある李氏朝鮮
 時代前期の建築様式を代表するもので、ソウルに現存する最古の木
 造建築物だそうです。
  李氏朝鮮時代、城郭都市ソウルの入り口として東西南北に4つの
 大門と小門が設置されましたが、現存するのはここ南大門と東大門
 の2つのみとなっています。
  夜ライトアップされると幻想的な雰囲気が醸し出されるでしょ。
  

   南大門の東側に広がるのが南大門市場。
   明洞とは異なり狭いエリアに1万軒余りの店がひしめき合い、1日100万人もの人が訪れる活気あふれる市
  場です。
   ぼんやり歩いていると腕をつかんでお店の人が、店の中に案内しようとします。
   興味のない場合には、無視して進みましょう。
   南大門市場では、日本とはケタ違いに安いものが掘り出し物として探す楽しみがありますが、特にお奨めは
  「めがね」、30,000ウォン(3,000円)くらいから作ることができるそうです。
   値段は交渉次第なので、しっかり交渉しましょう!

 


東大門
〜Tongdaemun〜

 地下鉄1号線、3号線の東大門駅をあがったところの交差点に東大
門があります。
 正式名は、興仁之門で1398年に完成、1869年に改築。
 南大門と違って敵の侵入を防ぐため、門の外側に半円の外壁を築い
た甕城といわれる造りが特徴。

 





   韓国最大規模の東大門市場といわれているところは、1904年に開設された東大門市場を中心に東側の
  東大門総合市場、西側の広蔵市場の3つを合わせた地域を指すそうです。
   
   ファッションビル斗山タワーやミリオレは深夜でも人でごった返していました。韓国各地からプロの買い付け
  師たちがやって来るだけあって、安い服・雑貨製品があふれ返っていました。
   ガイドさんによると”安いけど品質は期待しないで”とのことでしたが、しっかり買い物すれば絶対お得です!
   
   2000ウォン(200円)でマフラーを買いました。日本から来たと言ったら、”写真を撮って”とお店のおねえ
  さんに言われました。
   言葉が通じなくても親切でおもしろいお店の人が多いので買い物を楽しんじゃいましょう!
  
   また、歩道にもあらゆる露店や屋台がでてすごい賑わいでした。目に付いたのが2個500ウォンの「鯛焼き」
  を売る屋台。試しに買って食べましたが、皮が日本のものよりパリパリして香ばしくておいしかったです。
   でも、お酒の飲める屋台は日本人だとボラれる可能性が高いので注意が必要です。

 

 統一安保観光(自由の橋、都羅統一展望台、第3トンネル)
 〜The border between North and South Korea〜




  ソウルの西の端、新村から京義線に乗って国境地帯の駅金村へと向かいます。
  まだ、電化されておらず途中から単線になっている線路を各駅停車のディーゼル車に揺られて約1時間で金
 村に到着します。
  沿線は、中国の片田舎を思わせるような風景が続いたかと思うと、突然高層マンション群が現れたり、並行し
 て新幹線の建設が行われていたりと国境に程近い地域とは思えません。

 





  ここから先は、朝鮮戦争で切断された北朝鮮との国境地帯を結ぶ統一線路が急ピッチで建設されています。
  金村で下車した後、観光バスで国境地帯の「自由の橋」へと向かいます。
  途中のチェックポイントでは、韓国軍兵士がバスに乗り込んできてパスポートを一人ひとりチェックしていきま
 す。
  その後も、演習に向かう戦車とすれ違ったり、何度もチェックポイントで車を止められたりと、国境地帯にやっ
 てきたという緊張感が高まってきます。(もちろん、写真撮影は禁止)

  自由の橋に着くと先ほど乗ってきた京義線が渡ることとなる鉄橋を臨津江に架ける工事が行われていました。
  その横には、朝鮮戦争時に爆破された鉄橋の無残な橋げたが姿をさらしています。
  ここにも国境警備兵の姿があり、国境地帯に向けて写真撮影しないように威嚇されます。
  自由の橋は観光スポットになっていて、朝鮮戦争で使われた戦車や戦闘機、北朝鮮との間を最後に駆け抜け
 た機関車などが展示されていました。
  また、北朝鮮で作られた焼酎などの物産も売られていました。

 



  いよいよ次は、北朝鮮との国境を目の前に臨む展望台へと向かいま
 す。
  展望台は、正面がガラス張りの部屋になっていて、臨津江の向こう側
 の北朝鮮軍の砦にいる兵士を望遠鏡で見ることができます。
  部屋では、目の前に広がる景色を模型を使いながら韓国軍兵士が流
 暢な英語と日本語で説明してくれます。
  妨害電波塔や金日成の銅像、小学校など未知の国北朝鮮の素顔の
 ほんの一部を垣間見ることができます。
  
  北朝鮮国境付近でも生活する韓国の村(自由の村)があります。
  税金が免除されるそうで、朝鮮人参の栽培をしながら生計をたててい
 るそうです。
  
  ここでは残念ながら、国境の写真撮影は厳禁でした。

 


  国境ツアーの最後は、北朝鮮が掘り進んできた南侵第3トンネルの
 見学です。
  全長1.7キロメートル、国境から韓国側へ約400メートル掘り進ん
 だところで、韓国軍に発見されたそうです。
  入り口から約300メートル、急なスロープを下っていくと、このトンネル
 に辿り着き、国境の真下まで行くことが出ます。
  高さ、幅ともに約2メートル、トンネル自体は素掘りのままで、ところ
 どころ天井が低くなっているのでかがんで歩かなければなりませんで
 した。
  トンネルを400メートルほど進むと、国境の真下でトンネルが何重ものコンクリートで遮断されていて、警備の
 兵隊が数人います。
  もし、北朝鮮軍がトンネルを進んで攻めてくると自動的にピストルが発射されるようになっているそうです。
  トンネルから出てくると、北朝鮮側からの政治宣伝がスピーカーから流れていました。
  平和なソウルから1時間ほどのところには、緊張緩和が進んでいるとは言え、分断国家の悲劇が厳然とあり
 ます。

 

 オドウ山統一展望台
 〜Observation deck〜 




   2回目のツアーでは、新村から京義線に乗って’92年秋に開館したオドウ山統一展望台へ向いました。
   
   が、列車に乗る前にハプニングが・・・。
   国鉄の時刻表では、9時に”ソウル発金村行き”の列車があるはずだったのですが、9時前にソウル駅につ
  いて案内所でたずねると、既に発車していて「今日は1つ先の新村駅発の列車しかない。」とのこと。
   仕方なくタクシーで新村駅へ。1時間の時間ロスでした。
   
   今回のオドウ山展望台は、前回のものものしい警備の都羅展望台と違って、途中に厳しい検問もなく路線
  バスでいとも簡単に辿り着きました。
   なお、路線バスの停留所から展望台までは、無料のシャトルバスが運行されています。
   
   また、ここでは写真撮影も許されていて、韓国側の警備兵の姿さえ見えません。
   
   しかも、臨津江をはさんで北朝鮮の対岸部まで最大でも3.2km。すぐ目の前に北朝鮮の農村風景が広が
  り、北朝鮮側の政治宣伝放送がはっきりと聞こえていました。
   展望台内には、北朝鮮の学校や庶民の生活の様子、現在の交流の様子などが紹介されていました。
   
   バスの停留所には、おみやげ物屋さんがあって高麗人参茶などが売られていて、ソウル市内の半額程度
  で購入することができます。
   金村駅行きのバスがくるまで、おみやげ物屋さんのチマチョゴリ姿のおねえさんが高麗人参茶を出してくれ
  ました。
  
   なお、金村駅のバス乗り場は、「地球の歩き方」の地図とは違っているので注意が必要!
  

 

 西大門独立公園
 〜Sodaemun Independence park〜




    地下鉄・独立門駅をあがったところに、西大門独立公園があります。
   
   公園の入り口にそびえ立つのが、植民地時代にパリの凱旋門を模して造られた独立門。
   
   公園に併設されているのが、日本統治下に建てられた西大門刑務所の一部を残して整備した歴史館。
   パンフレットには”わが国の独立のために、日帝の侵略に立ち向かって戦ったあげく、亡くなられた愛国
  烈士を偲び、烈士の自主独立の精神を振り返る、生きた歴史教育の場。”とあります。
   
   入場券の売場は、刑務所時代の塀と入り口がそのまま保存された監視塔の下にあり、入口を抜けると
  正面に資料館があります。
   日本語ボランティアの方が、展示室や実物大の人形を使って当時の様子を再現した地下の拷問室など
  案内してくれます。
   その後、建物裏手に一部残る監獄、木造平家の死刑場などを見てまわりますが、だんだん皆の表情が
  こわばってきます。
   死刑場の手前にポプラの木があり、刑が執行される前の囚人がこの木に抱きついて慟哭したため、あま
  り成長しないという言い伝えがあるそうです。
   ボランティアの方も過去を告発するのではなく、客観的に説明してくれます。時間があれば、歴史の生き
  証人であるこの地を訪れるのもいいでしょう。

  
  

     昌徳宮〜Ch’angdokkung〜
 
  
ソウル市内には、昌徳宮をはじめ、景徳宮、徳寿宮などの
 王宮があり、韓国文化に触れることができます。
  私が訪れたのは、1997年に世界文化遺産に登録された昌
 徳宮。
  ここは、1405年、正宮である景徳宮の離宮として造営、
 1412年に敦化門が建てられ宮殿として整備され、光海君以降
 13代にわたって270年間ここで政務が執られた。
  
現在の敦化門は1607年に再建されたもので、ソウルに残っ
 ている 二層門では最古のもの。
  写真におさまりきらないくらい大きな門です。                          
  
 入場料は、2,200ウォン(220円)。日本語ガイドが約1時間かけて
 王宮内を案内してくれます。(ツアー時間が決まっているのでお出か
 け前に要チェック!!)
  敦化門を抜けソウル最古の石橋・錦川橋、正殿・仁政殿や日本の
 皇族梨本宮家から李氏朝鮮王朝最後の皇太子李垠に嫁いだ李方子
 が晩年を過ごした楽善斎などを観てまわります。
  ちょっと休んだ後は、広大な庭園秘苑へ。
  小ぶりで端正な建物が周囲の自然と調和するように配置されており
 季節によって周囲の自然が変わるごとに異なる雰囲気を楽しませて
 くれるそうです。
    

    


 写真は、正殿・仁政殿。
 王の即位式、臣下の朝礼式、外国使
節の接見等、国の重要行事が行われ
た場所だそうです。
 朝鮮末期の建築様式を見ることがで
きます。
 現在の建物は、1804年に修復された
ものだとか・・・。

 
 昌徳宮の北側は秘苑という広大な庭園があり、きれいな空気のなかで
 鳥がさえずる中を歩いていると大都市・ソウル市内であることをしばし忘
 れてしまいます。 
  
  この秘苑は、韓国の伝統的な造苑で地形に合わせて楼閣を建てたり、
 花や木を植えたり、池があったりと、調和の美を醸しだしています。
  写真の池には、分厚い氷がはっていました。

   焼肉カルビ、ビビンバにキムチ鍋など激辛グルメ、深夜までの激安ショッピング。
   おまけに、街には美人も多くて・・・。

   次回は、何を発見しようか?
   行くたびに、色んな素顔を見せてくれる・・・、それがソウルなのかも。